自宅に廃車後の原付バイクを自宅に保管したままの方を見かけることがたまにあります。

そういったバイクをお持ちの方の中には再び数年後に乗ろうと思っているかもしれません。

しかし、廃車したままでも税金が課せられるということをご存知でしょうか？

これの仕組みを知らないと後でまとめて税金が課せられることがあります。

では、なぜ廃車後も税金が課せられるのか、また、原付バイクの税金を滞納したらどうなるのか？解説していきます。

結論をいいますと原付バイクの税金は廃車後も課せられます。

ただし、これには課せられる条件やり理由があります。

条件と言うのは、廃車後も名義を変更しない場合です。

これはどういうことかと言いますと、一度廃車した原付バイクを自宅で保管し、そのまま所有者が変わることなく再度バイクを登録した場合です。

この場合、登録後の次回の税金支払い時に廃車していた期間の税金も課せられます。

これは廃車後他人に譲渡した場合は発生しません。

なぜ、こういったことが起こるのかと言いますと、これを利用して税金を逃れるものがいるからです。

そもそも原付バイクの税金は４月１日に登録しているバイクにのみ課せられます。

ですので、それを逆手にとって３月末に廃車を行い４月１日以降に再度登録することで税金を逃れるということが出来てしまうからです。

それを防ぐために、こういったルールがあります。

原付バイクには車検がありません。

では、原付バイクの税金を滞納したらどうなるのでしょうか？

こういった場合、会社員であれば、給料差し押さえされてしまいます。

会社にも滞納していることを知られてしまいます。

アルバイトの場合は、原付を差し押さえされてしまいます。

ですので、数千円でも大事になりかねないので必ず支払うようにしましょう。

原付バイクは廃車後も名義変更をしていなければ、税金の支払いは滞納しているような状態になります。

数年後にもう一度乗ろうと思っているかたであれば、廃車せずそのまま保管しておく方が良いと思います。

もしも、乗る機会がなくなり廃車したものの放置されているバイクがあるなら、売却か譲渡することをおすすめします。

原付バイクは廃車を行っても、名義が変わらなければ税金は課税され続けることを覚えておきましょう。

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