原付バイクでイヤホンすると違反になるの?罰金はいくら?
イヤホンで音楽を聴きながら原付バイクの運転をしたい、という方は多いと思います。
自転車でイヤホンが禁止なのはご存知だと思いますが、違反すると5万円以下の罰金となります。
ということは、原付バイクもイヤホンしたまま運転すると、自転車と同じく違反になると容易に想像できます。
けれど運転中はヘルメットしているし、ワイヤレスヘッドホンをすればコードが無いので外から見ただけでは見破れません。
つまり、運転中にイヤホンをしてもバレなければ問題はないことになります。
はたして、それで大丈夫なのでしょうか。
今回は原付バイクでイヤホンすると違反になるのかと、罰金はいくらになるのか解説します。
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原付バイクでイヤホンして走行し違反になると罰金は?
実際に、どのような行為をすると違反になって反則金を払うのか解説します。
道路交通法ではどうなの?
道路交通法によると、運転中にイヤホンをつけていても違反には問われませんが、大音量で音楽を聴くと問題があるとされます。
「大音量でカーラジオ等を聞き,又はイヤホン,ヘッドホン等を使用して音楽を聞くなど警音器,緊急自動車のサイレン,警察官の指示その他の安全な運転に必要な交通に関する音又は声を聞くことができないような状態で車両を運転しないこと。」
つまり問題を問われないケースとは、バイクを運転しながら周辺の走行音・エンジン音が確認できるレベルの音量で聴くに限るということです。
違反で罰金となると?
交通反則通告制度によると、原付バイクでイヤホンつけて運転しながら「周囲の状況を確認できないほどの大音量で運転」して違反、それが原因で事故をすると反則金は5,000円となります。
原付バイクのイヤホン取り締まりで捕まることあるの?
フルフェイスでワイヤレスのイヤホンなら、外見から音楽を聴いているのかわからないのでイヤホンの取り締まりで捕まることはないでしょう。
ただスピード違反や一時停止違反で捕まったとき、イヤホンをしていると注意される可能性があります。
イヤホンで取り締まりの対象になると思われるのが半ヘルメットでコード式のイヤホンをしている場合で、「周囲の状況を確認できないほどの大音量で運転している疑い」で取り締まりの対象になる可能性はあります。
本物のライダーなら音楽を聴きながら運転しない?
原付バイクはご存知のとおり30km/h制限があり車に抜かされることは日常茶飯事で、追い抜きざまの接触を回避するために常に後方を気にしていないと安心して走行できません。
⇒原付の法定速度は30km 守らないとダメ? バレたら罰金?
後方からの車の接近はバックミラー・周囲の音などで判断しますが、聴覚の力をイヤホンの音楽で遮ると周囲の状況判断が低下します。
バイクで安全運転に気をつける人ほど、音楽を聴きながら走る人はいないものです。
まとめ
原付バイクでイヤホンして音楽を聴きながら運転すると違反になるのかという話でしたが、単純にYES・NOの話でなく安全運転の面から考えれば音楽を聴きながらの運転はおすすめできません。
ただツーリング中に仲間との連絡のために、ヘルメット内にインカムをつけて意志の疎通を行うことはベテランのライダーでも活用されているので、そのような用途なら問題ないでしょう。
くれぐれも音楽を聴きながら運転して事故することのないよう安全運転につとめましょう。
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