原付エンジンの焼き付き症状と修理費用〜自分で直すと修理代は安い?〜

原付エンジンの焼き付き症状と修理費用〜自分で直すと修理代は安い?〜

原付エンジンの焼き付き症状と修理費用〜自分で直すと修理代は安い?〜

原付バイクで走っているとき、マフラーからオイルが焼けたような臭いがして、エンジンが「ガチャガチャ」悲鳴をあげている状態になったら焦りますよね。

 

 

とりあえず安全な場所にバイクを止めてエンジンを切りましょう。

 

 

あなたの原付バイクのエンジンが焼き付きを起こした可能性がありますが、偶然エンジンが焼き付きを起こしたのでなく、ここに至った原因が必ずあります。

 

 

この記事では、原付エンジンの焼き付き症状と修理費用について解説します。

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原付エンジンの焼き付き症状とは?

冒頭であったバイクの症状で考えられるのはエンジンの焼き付きで、原付バイクにかかわらず内燃機関のエンジンなら必ず発生する症状です。

 

エンジンオイル交換をおこたるとエンジン内部の油膜がきれて、ピストンやシリンダーブロックなどの金属が直接摩擦するようになります。

 

すると金属表面に摩擦傷をつけながら温度も上昇して異音を発しながらエンジンが停止します。

 

 

エンジンの焼き付きパターンとしてバイクの仕組み・メカニックにうとい人が、エンジンオイル交換を忘れて壊してしまった例が多いです。

 

 

エンジンの焼き付き例

チューニングエンジンの焼き付き 高回転を多用しすぎた
エンジンオイル交換を忘れた焼き付き オーナーのうっかりミス

原付エンジンの焼き付き修理費用とは?

原付バイクの単気筒エンジンで、ピストン・シリンダーブロック付近の「腰上」の交換なら部品代は1〜2万円くらいですが、バイク屋さんで修理を頼む場合は技術料が高くなるので5万円前後になると思います。

 

原付バイクの修理に5万円以上も費やすより、新しいバイクを購入したほうが安くついた例もあるので、まずは修理見積をしてもらいバイク屋さんと相談して決めましょう。

 

自分で直すと修理代は安い?

原付バイクのエンジン分解といえども専用工具が必要となりお金がかかりますが、整備できる環境があるなら交換部品だけ購入すればいいのでリーズナブルに修理することはできます。

 

 

ただエンジンを直したつもりが素人作業してしまい壊してしまった話はよくあります。

 

なので、サービスマニュアルを用意してエンジンの組み上げはトルク管理をしっかり行うなど、作業に責任をもつことが大切です。

まとめ

一般的にバイク屋さんは、エンジンの焼き付きは「原付バイクの寿命」として別のバイクの乗り換えをすすめてきますし、過走行のバイクなら修理するより買い替えたほうが安いかもしれません。

 

そもそもオイル交換を忘れて、原付バイクを壊してしまうのはもったいないです。

 

⇒原付のオイル交換の頻度の目安は?またオイルの種類はどれか?

 

 

エンジンの焼き付きはオイル交換をしていれば防げるので、2000kmか三か月に1回はオイル交換をしてあげましょう。

 

エンジンが焼き付くのは、エンジン音がだんだん騒々しくなり白煙などの症状があらわれるので、エンジンのコンディションをみながら早めにオイル交換しましょう。

 

⇒原付の寿命はどのくらい?走行距離や年数はあまり関係ない?

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