原付のオイル交換はめったに必要になるものではありません。

学生なら一度も交換せずに使用を終える人もいます。

しかしなかなかないからこそいざ交換が必要になったときにやり方がわからなくて困るものですよね。

この記事では、原付オイル交換を自分でやる方法について解説します。

自分でやるのが難しい人はこちらの記事を読んでください。

⇒原付のオイル交換は一体どこでできるのか？費用はいくらか？

1. オイルの種類を確認する

まず最初に、あなたの50ccエンジンの種類を確認しましょう。

50ccには2ストロークと4ストロークがあり、その性質によってエンジンオイルの種類や交換方法が変わってきます。

エンジンの確認方法は、バイクの取り扱い説明書を見るか、「バイクの名称＋wiki」とネット検索してみましょう。

あなたのエンジンが、2ストと4ストのどちらかが判明したら、それに対応したエンジンオイルを購入しましょう。

50ccバイクを長く大切に使いたいなら、ヤマハかホンダなどのバイク製造メーカー純正オイルを購入すれば問題ありません。

2スト原付オイル交換のやり方

2ストのオイル交換は簡単です。

じつは、エンジンオイルが減って足らなくなったら不足分のオイルを追加するだけでいいのです。

1990年代のホンダ ディオやスズキ レッツなどのスクーターを例に解説します。

2st原付オイルの補充方法

エンジンオイルを規定量のギリギリまで入れると、オイルがあふれることがあります。

その場合、すぐに拭き取りましょう。

そのまま放置して運転すると、エンジンが過熱して火災になる恐れがありますし、エンジンが汚れて整備性が悪くなります。

スト原付オイル交換のやり方

4ストのオイル交換は少し難易度が高いです。

汚れたオイルを抜いて廃油を適切に処理する必要があります。

最初は十分に時間をとって、安全第一・ノートラブルで作業にのぞみましょう。

あらかじめ、エンジンオイルを入れる場所とオイルを抜くボルトを確認しましょう。

4st原付オイルの補充方法

廃油処理パックは燃えるゴミで出せますが、回収してくれない自治体もあります。

あらかじめ確認しておきましょう。

はじめて原付のオイル交換を自分で行う場合、このくらいの費用がかかります。

4ストエンジンは、2回目以降の交換ならエンジンオイルと廃油処理パックだけ購入すればいいので、1,000円未満ですみます。

4ストエンジンはオイル交換に時間がかかる

2stのオイル交換は簡単なのですぐ終わりますが、4stオイル交換は、作業に慣れた人なら5分、不慣れな人なら30分以上はかかるかもしれません。

オイル交換に自信がないなら、バイクショップのプロにお願いしましょう。

料金は1,500円〜2,000円で、作業時間はお客が空いていれば15分〜30分で終了します。

2ストと4ストの原付オイル交換のやり方を解説しました。

最近の原付は排ガス規制の影響で4ストエンジンが主流となっています。

なので4ストのオイル交換を参考にされた方が多かったでしょう。

自分でオイル交換できるようになると、さまざまな銘柄のオイルを使って走りを楽しむことができます。

ご自身でオイル交換される際は、作業内容を十分にシミュレーションしてのぞんでくださいね。

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